災害対策

耐震強化岸壁
※下図②

耐震強化岸壁は、普段は市民の生活関連物資や旅客船等を受け入れる施設です。また、地震時の災害時には緊急物資輸送等の役割を担います。
古い岸壁(がんぺき)を撤去し、高規格の岸壁を作ることで、中央地区では21街区に設計強度を高めた内貿(耐震)バース(ないぼう/たいしんばーす)が2002(平成14)年3月に完成し、新港地区では、古い岸壁が改修され2019(令和元)年9月に完成、新港ふ頭客船ターミナルとして供用されています。

施 設 名
みなとみらい1号耐震岸壁・2号耐震岸壁
現  況
後背地はヘリポートで暫定的利用が図られています。
事業開始
1985(昭和60)年度
岸壁水深
-7.5m
岸壁延長
260m(2バース)
事業主体
横浜市、国土交通省
施 設 名
新港ふ頭9号岸壁
現  況
新港ふ頭客船ターミナルが供用されています。
事業開始
2014(平成26)年度
岸壁水深
-9.5m
岸壁延長
340m
事業主体
横浜市
P8_1)_Naibou berth_内貿バース縮小200109MM課.jpg

海上防災基地 ※下図①

東京湾及び関東一円の海上防災拠点です。 災害の発生時には、被災者の救援活動などの海上災害応急対策拠点として機能します。
〈参考URL〉
横浜海上保安部ホームページ

P8_2)_Kaijou Bousai Kichi(Marine Disaster Prevention Complex).jpg

災害用給水タンク ※下図③

災害用地下給水タンクは、災害などの非常時に必要な飲料水を貯留する施設です。このタンクは、水道管の途中に接続してあるので、常時水道水がその中を流れる仕組みになっています。みなと みらい21地区には大型災害用地下給水タンクが4基設置されており、災害時には、50万人分の新鮮な飲料水を三日分確保できます。
〈参考URL〉
横浜市水道局ホームページ

設置場所
ヨーヨー広場地下:1,000㎥ 1993(平成5)年整備
臨港パーク地下 : 700㎥ 1994(平成6)年整備
カップヌードルミュージアムパーク地下:2,000㎥ 2000(平成12)年整備
高島中央公園地下:1,500㎥ 2005(平成17)年整備
貯水量
地区全体で4,500㎥
事業主体
横浜市、独立行政法人都市再生機構
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海抜標示
(地区内随所)

地区内に海抜を標示することで、海抜を意識してもらい、災害時の避難と、防災意識の向上にも役立てます。

災害対策4_海抜標示_.jpg

津波避難情報板
※下図④

今いる場所からどこへ避難すべきかを認識し、迅速・的確な避難行動ができるよう、「津波避難情報板」が設置してあります。

災害対策5_④津波避難情報板_.jpg

津波警報伝達システム
※下図⑤

津波発生が予想される場合に、少しでも早く避難行動がとれるよう、スピーカーを使って避難を呼びかけるシステムです。

災害対策6_⑤津波警報伝達システム_.jpg

防災備蓄庫
※下図⑥

防災備蓄庫には、地区内の帰宅困難者対応として、備蓄品等を整備しています。

災害対策7_⑥防災備蓄庫_.jpg

災害対策8_図版Info94_2023.jpg


【関連情報】
「みなとみらい21帰宅困難者支援ガイド」一般社団法人横浜みなとみらい21では、この街を訪れる一般のお客様や就業者の方々が災害発災時にも安心して行動できるよう、防災マップを含む「みなとみらい21帰宅困難者支援ガイド」(初版2016年)を作成しています。
また当ホームページ内「災害情報ページ」では外国人用「ヘルプカード」と共にダウンロードが可能です。

「みなとみらい21帰宅困難者支援ガイド2022」を四ヶ国版で更新・配布しています。