『アマモの生育状況確認&水環境調査』を行いました。

『アマモの生育状況確認&水環境調査』を行いました。の写真

『アマモの生育状況確認&水環境調査』 [2023.7.29(土)](※調査実施日)

みなとみらい汽車道で行っています、アマモの育成と水環境調査。
アマモの生育状況の確認及び水環境調査を7月29日(土)に行いました。

当初は8/2に調査を予定しておりましたが、すこーーしでも早い方が
アマモが残っているのではないかと7/29に(5日早いだけですが)調査を行いました。
前回5月の調査時には、昨年11月にプランターに播種したアマモが7株程残っていましたが、
一気に暑くなった7月の気温と共に海水温も上昇している中、頑張って成長してくれているのか・・・
果たして今回の結果はいかに!?さて、調査結果は・・・

○2021年3月にアマモの再発生を確認した位置において、アマモは生育していませんでした。
⇒こちら、「奇跡のアマモ」として復活したアマモが生えていた位置になります。

〇2021年11月に地植え播種し、2023年3月に再発生したアマモはすべて消失していました。
⇒前々回(2023年3月)の調査時に、再発生していた所です。
昨年11月の播種時はこの場所にアマモを植えていなかったのですが、
2023年3月調査時にこの場所からの再発生を確認しておりました。

○2022年11月に地植え移植・播種したアマモはすべて消失していました。
⇒前回5月の調査時に既に消失。地植えのアマモの生育は難しい様です。

○2022年11月に設置(Y.P.-1.0m)したプランターに播種したアマモは3株残存していました。
⇒3月時点では50株、5月時点で7株程になっていたアマモ。
今回7月末時点では貴重な3株!が残っていました。

○2022年11月にY.P.-0.7m、-1.0mにそれぞれ設置したプランター内の砂の流失は、8ヶ月が経過しても起きていませんでした

11月に移植あるいは播種したアマモは、
プランターに播種し、前回調査(5月)時点で7株あったものが、
今回の調査時点では3株に・・・。

2023年の夏は昨年よりも猛暑日が多く(9月になってもまだ続いておりますが)、
海水温も例年よりも高くなっている事から、この3株も既に消失してしまっているかもしれません。

調査日当日の2023年7月29日は、赤潮(植物プランクトンの大量発生)ぎみの海の様子。
海中の色はその影響で全体的に暗く、海中の画像を見て頂くとわかるかと思いますが、
黄色味がかった色をしておりました。

11月に移植あるいは播種したアマモは、Y.P.-1.0mにてプランターに播種したアマモ(3株)
以外の地植えしたアマモは、すべて消失してしまいました。

前回(2023年5月30日)調査で比較的多かった緑藻のミルは今回の調査では多くが流れ藻でした。

カキ殻礁周辺ではイシガニが生息!
イシガニは非常に殻が硬いため食用としては一般的ではありませんが、味は良く、食用にすることもあるようです。

魚類は、マハゼ、スジハゼ類などのハゼ科の魚類を観察しましたが、全体的に魚類の出現個体数は少ない状況でした。

次回の調査は2024年3月を予定。
その時、みなとみらいの海の中の様子は一体どうなっているのか??
2023年度は例年11月頃に行っていましたアマモの播種を行わず、
「播種なし」とした際の経過を見てみたいと考えております。

遠い昔に植えた場所から、まさかの発芽が見られるのか?
アマモの無い海の中、その周辺での生物に変化はあるのか??
2024年3月の調査時にはどの様な変化があるのか?

秋が過ぎ、冬が過ぎ、春の声が近づく3月、
半年先の海の中を想像しつつ、次回調査を待ちたいと思います。

★2023/7/29(土)の動画はこちらから★

2023.7.29 水環境調査.jpg